カナダ人 恋愛への考え方
カナダという国は、意外と知られていないかもしれませんが、実はイギリス連邦の自治領という立場の国になります。
勿論国連が認めた独立国家ではありますが、イギリスの統治下から独立してから現在においても、正式にはイギリス連邦の加盟国であり、自治領という扱いになるのです。
既に独自で大きな力を持つカナダではありますが、カナダ人の恋愛に対する傾向とはどのように考えれば良いのでしょうか。
その傾向について考えてみましょう。
社会的な背景から分析するカナダ人男性の恋愛傾向
カナダは国土も大きく、カナダ人男性もスケールが大きく細かいことでくよくよと悩んだり、ケチな事を言う基質ではありません。
ただし、それが影響するかはわかりませんが、貯蓄をするという感覚が無いのか、お金が入ればあるだけすぐに使ってしまう傾向が強いようです。
カナダという国家は福祉が充実しており、余計な蓄えが無くても暮らしていける社会的な風潮があるためかもしれません。
また、カナダ人の傾向として、国としては隣同士となるアメリカに対しては、あまり好印象は持っていないようです。
カナダ人女性の恋愛傾向
カナダ人の女性は、まとめて表現するならば非常に芯の強い女性が多い傾向のようです。
男女平等の考えが浸透しているカナダにおいては、女性であろうとも男顔負けの自立意識を持ち芯の通った強さを持っていると言えそうです。
そのような背景から、カナダ人女性は結婚後であっても仕事を求める女性が多く、家にいれば家事もするし、子供の教育に対しても熱心といった、とても働き者の女性が多いと言えそうです。
料理も早いうちから実践して覚えていく傾向にありますので、料理の上手な女性が多く、急な来客やパーティなどでも、怖じけること無く美味しい料理をふるまえる女性が多いようです。
カナダ人の結婚感に対する傾向
カナダ人の結婚に対する傾向については、まず大前提として基本的な社会的背景にある男女平等という考え方が現れてきます。
つまり結婚して女は家庭に入るものと言った日本的な考え方は薄く、共働きになることが多いという事です。
また、自然に囲まれていると言う環境的な背景からも、お互いを対等として尊重し合いながら、ゆったりとのんびり暮らしたい人には、まさに最適の環境がカナダ人にはあると言えます。
カナダは比較的移民権も獲得しやすい国ですので、恋愛や結婚を考えたときにはおすすめの国と言えます。
カナダでの暮らしと注意点
カナダにはキャンプや釣り、ハイキングに行ったりといった、アウトドアを十分に楽しめる環境がそこにはあります。
カナダでは家族という単位が何よりも大切にされますので、やはり仕事よりも家族、と言った価値観を持つ事が必要になります。
この様な背景からかカナダ人の傾向として、仕事において残業はほとんどしません。
仕事が終わってから、職場の仲間と一杯飲みに行くといった傾向もありませんので、その分家族との時間を大切に出来ると言えそうです。
離婚についての傾向
カナダでは、州によっての違いはあるとは言え、基本的には1年以上の別居、不貞行為、精神的または肉体的虐待、このいずれかが確認されると、離婚が成立するケースが多いようです。
注意すべき点として、離婚において慰謝料を払う必要がない、という事です。
これは日本と大きく違う点と言えそうです。
つまり家族を大事にすると言いながらも、社会的な背景としては、夫婦生活の破綻時には早く解消し、早く次のスタートを後押しするようなお国柄になっていると言えます。
このためカナダの離婚率は非常に高く、約50%とも言われていましたが、昨今の国際的な離婚率からすると、上昇傾向にあるのではないでしょうか。
ちなみに、離婚率は先進諸国の平均的な割合といえますが、再婚率も高かったりするようですね。