カンボジア人 恋愛への考え方

東南アジア

カンボジアと言えば、観光地としてアンコールワットを思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。

しかし50代くらいの人ならばまだ記憶に残っているであろう、「ポル・ポト派」という言葉。

カンボジアは比較的最近まで内戦状態の続いた国であり、ポル・ポト政権の原始共産主義による、国民大量虐殺が行われた国ですね。

あれからまだ40年経っていないのが、現在のカンボジアです。

東南アジアの人達はとても澄んだ瞳を持っているのが特徴でもありますが、カンボジア人の目の奥には、そのような悲惨が歴史がまだ遠くない過去にあったという事を忘れてはいけません。

カンボジア人男性の恋愛傾向

恋愛対象となりそうな世代のカンボジア人を育ててきたのは、悲惨な内戦を経験してきた世代の人達なんですね。

それだけ戦争と言う言葉が身近に存在していた国ですから、カンボジアにはあまり娯楽というものがありません。

それが影響しているかどうかはわかりませんが、カンボジアの若い男性は、恋愛に対しては過剰なほど夢中になる傾向にあります。

東南アジア全般の傾向とも言える事ではありますが、彼らは色白な女性を好み、色白な女性をいつも求めている傾向にあります。

そのくせ男性は怠け者が多く、昼間でも酒を飲んでたりという人を多く見かけますが、これは仕事が無かったり、男性の役目が兵士としての存在であるといった名残なのかもしれません。

これが結果として女性が良く働くといった、これも東南アジア全般の傾向とも言えそうな、女性が強い国民性へと繋がっていったとも考えられるわけですが、
カンボジアでは基本的に男性よりも女性が強い国であると言え、女性が男性を引っ張っていくようなカップルは多く見られます。

カンボジア人女性の恋愛傾向

このような歴史的背景からカンボジア人の女性は、とても気が強くてケンカも強い女性が多いです。

女性同士のケンカと言えども口喧嘩などではなく、髪の毛を引っ張り合ったり、殴る蹴る大声で怒鳴りあう等の攻撃的なやり合いに発展する事が多いようです。

カンボジアでも、男性が働かない分を女性が働きますので、女性が家族を養っているケースは多く見受けられ、それが結果として、カンボジア人女性の勤勉さや良い評価へ繋がっていると言えそうです。

これも東南アジア全般で言える事ではありますね。

カンボジア人女性は感情表現がストレートで、怒ったり笑ったり泣いたり悲しんだり、と言った感情表現がとても分かりやすいと言われています。

慣れてくるととても良く話し、自己表現をたっぷりとしてくる可愛らしさがあります。

カンボジアという国は仏教国であり、女性は敬虔な仏教徒ですので、恋愛についてはとても真面目で、複数の男性と恋人関係になるという事は、まずあり得ないと考えて良いでしょう。

先進諸国的な恋愛勘ではありませんので、恋人になる=結婚という恋愛観を持っています。

つまり遊びの恋愛などは考えておらず、恋愛はそのまま結婚に結びつくという事です。

そのような恋愛観を持っていますので、貞操観念が非常に強く、婚前交渉などという考え方でカンボジア人へ迂闊なアプローチは避けるべきでしょう。

西側諸国の様なノリでキスを迫ってみるなどもっての他ですから注意してください。

カンボジア人の結婚に対する傾向

このような恋愛観を持っているカンボジア人ですが、そもそも恋愛結婚が増えてきたのはまだ最近の事でもあります。

経済の発展に伴ってようやく自由恋愛的な雰囲気も出てきてはいますが、地方ではまだまだ古くからの習慣で、親が決めた結婚相手と結婚するという事もあるようです。

何よりもカンボジアは仏教国でもありますので、自由恋愛に対する周囲の目は決して楽観的なものではなく、結婚前に深い恋人関係になるというのは考えないほうが無難かもしれません。

カンボジア人女性には、旦那以外の男性を知らない、キスすら旦那だけという女性は多くいます。

ですから、もしカンボジア人の女性との恋愛を考えるならば、それはもう結婚を前提とした付き合いをする覚悟を決めておくべきでしょう。

考えようによっては、カンボジア人の恋愛観は古き日本の感覚に近いところがあると言っても良いかもしれませんね。

特にカンボジア人女性は、結婚後も働き続ける女性が多く、日本人男性にとってはとても相性の良い国民性であると言えます。

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