ベトナム人の基本的な性格・特徴

東南アジア

ベトナムは、インドシナ半島東部に位置する社会主義共和制国家です。
国土は南北に長く、北部は温帯性の気候であり、南部は熱帯性の気候です。

したがいまして、北部の人達は、比較的、日本のような温帯性の性格を帯びています。

具体的に言いますと、べトナム北部の人たちは、全般的に、勤勉で真面目、我慢強く、忍耐力があり、チームワークも得意であり、無愛想なところがありながら、一度、仲良くなると、長く付き合えるなどの性格があります。

また、南部の人たちは、全般的に、熱帯性の性格を帯びています。
具体的に言いますと、ベトナム南部の人たちは、全般的に、熱帯特有のオープンな性格であり、誰とでも、初対面の人とでもすぐに仲良くなれます。

また、楽観的で非常に明るく、おしゃべりであり、親切心があるということです。

もちろん、ベトナム人もそれぞれ一人ずつ、性格や心理は異なりますので、あくまでも大まかな性格です。あらかじめ、ご了承ください。

次に、経済面におきましては、国民のおよそ4割が貧困層であり、世界的に見ると、比較的、貧しい国と言われています。
しかしながら、昨今の経済成長は非常に著しく、2次産業、3次産業が急速に成長し、観光業も非常に伸びており、ものすごいスピードで経済発展を遂げている国が、ベトナムなのです。

経済発展の一つの原因として、人件費が安く、中国の6割ほどということがあげられます。

日本人からすると、中国人の人件費が一番安そうなイメージがあるかと思いますが、実は、それ以上に人件費が安い国はたくさんあるのです。
さらには、ベトナムの言語は、ベトナム語が公用語であり、そのほかには、広東語、台湾語、北京語、クメール語なども使われています。
そして、最近の若い世代には、英語も勉強させています。

ベトナムの人たちの成人識字率は、なんと90%以上と非常に高く、文字が読める人がとても多いのです。
ベトナムは、教育熱心な国ということも言えるでしょう。
ちなみに、ベトナムは、日本と同じように、漢字文化圏に含まれます。

また、ベトナムでは、徴兵制を採用しており、18~27才の男性には、2年間の兵役義務があります。
したがいまして、ベトナムのほとんどの男性は、軍隊や体を鍛えることに興味や関心を持っています。
また、兵役から帰って来た男性は、軍隊生活について、よく話したがります。

また、多民族国家であり、50を超える多数の民族が住んでいます。
宗教におきましては、仏教、カトリック、プロテスタント、イスラム教、カオダイ教、ホアハオ教の六つが公的に認められています。
仏教、キリスト教、イスラム教と、ほぼ主要な世界宗教が含まれていますよね。

したがいまして、非常に多種多様な人たちが住んでいる国がベトナムであり、性格や心理についても、一緒くたにはできないところがあります。

この記事で書いている性格についても、あくまでも全般的にという観点から書いておりますので、その点は、ご了承ください。

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