日本人 恋愛への考え方

東アジア

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ですがここで日本人についても客観的視点で改めて考えてみたいと思います。

日本と言う国は、古くは邪馬台国に始まり、独自の文明を歩んできた歴史があります。

島国であるという事から、早くから近隣諸国と交流を持ちながらも、長い歴史においても鎖国体質であり、大国の脅威に晒される都度、良いところを吸収しながら進化を遂げてきた国と言えるのではないでしょうか。

本来日本人とは狩猟民族ではなく農耕民族ですから、戦いは好まないはずですが、その土地を大事にするがゆえに領土をめぐる戦いの歴史になっています。

アメリカにおける移住や人種を見ても、アジア系外国人と呼ばれるアメリカ人の中で、日本人は決して多い民族ではありません。

アメリカでアジア系と言えば、中国、韓国、フィリピン、ベトナムと続きますので、これだけアメリカと親交が深いと思いつつ、日本人は日本に根付いている国民性と言えるのです。

歴史から見る日本という国の特徴

日本という国を諸外国の人達から見たときに、とても不思議に感じる、あるいはこれを高い評価の1つにする国もあると思いますが、大きな特徴として日本は天皇制が延々と続いている国だということです。

神の時代(西暦不明)から平成の天皇(今上天皇)まで実に125代も脈々とその血筋が流れ続けていることは驚くべきことです。

そして意外と知られていないのが、飛鳥時代に最初の女性天皇となったのが、推古天皇(西暦592年〜628年)であり、その皇太子として側で天皇にお使えしたのが、”聖徳太子”です。

日本は早くから女性が国の頂点として進出していた国なんですね。

それから武士の時代へ変わっても天皇制が無くなることはありませんでした。

江戸時代には実質徳川家がすべての権力を有していたものの、天皇家そのものが無くなることはありませんでした。

明治維新、大政奉還を経て、全ての権力が天皇家へ戻っても、明治天皇は自ら政治を執る権利を放棄します。

明治天皇は政治的判断を内閣閣議に任せ、立憲国家としての日本を作り上げていきます。

この姿勢を引き継ぐのが、大正天皇、そして・・・日本史上最も任期が長かった昭和天皇です。

立憲国家の君主として近代日本を導いた昭和天皇

関東大震災、第二次世界大戦、日本という国がとてつもなく大きなダメージを受けましたが、昭和天皇は専制君主ではなく、自らを立憲国家の君主であるとし、日本国民の先頭を切って象徴たる姿勢を示し、積極的に外交面においても前面に出ていきますが、内政には関与せず全てを内閣閣議に任せます。

日本人は世界大戦で世界を相手取ってでも、ただ一国で戦ってしまえるような国民性を根底に持ちつつも、常に自らの体験を元に体質改善していけるという特徴を持つ国と言えるように思います。

それは古くは中国やフィリピンとの貿易を見ても、黒船を見ても、世界大戦を見ても、そしてアメリカ支配下におけるアメリカとの付き合いを見ても、そのような傾向が見えます。

そして戦後の経済成長の仕方を見ても、ばら撒きとも受け取れるアジア圏への外交政策を見ても、アメリカのドルを世界で最も多く保有する国が中国と日本である事を見ても、実のところ世界のリーダーとして表舞台へ出て行かなくても実力は瞬く間に先進国入りを果たしてしまうような国民性を持っています。

この根底背景には、日本国民の全ての責任を負った”象徴”であり”立憲国家の君主”である「天皇」の存在があるとは言えませんか。

見た目が中国人とよく似てはいるものの、歩んできた道や種族としての本質は、世界の中でもかなり異質な国民と言えるのではないでしょうか。

日本人男性の恋愛の傾向


日本人男性の性格ですが、仕事熱心で真面目、我慢強く、仕事だけに興味を持っている仕事人間なところがあります。

また、海外の人から見ると、女性蔑視とも取れる感覚を持っています。

日本には、まだまだ、昔の封建的な考えが残っているため、海外と比較すると、女性に対する配慮が少ないと映るようです。

また、男性が家族を養っているんだという感覚をほとんどの日本人男性が持っていますが、この感覚も、海外の人から見ると明らかに時代遅れ?と映るようです。

しかし、責任感と言う視点において、日本人男性が一定評価を得ている事も事実です。

海外の女性から見ると、日本人男性は、男らしくなくて、何を考えているのかわからないと映るようですが、この背景にあるのは自己表現下手な点であったり、無表情と受け取れるほどの表情の変化の無さからくるものではないかと思われます。

むしろ、言葉足らずながら責任を全うしようとする点は、同じアジア人でありながらも、韓国人男性、中国人男性とは一線を置かれている点かもしれません。

日本人女性の恋愛の傾向

日本人女性の性格ですが、基本的には男性に従うタイプが多いようです。

最近では、女性の社会進出を背景とし、全てがそうとは言えなくなってきましたが、まだまだ男性優位の社会であることに間違いはなさそうです。

また、外見をかなり気にし、いつも化粧をしていて、すっぴんを見せられないのも日本人女性に多いと思われている特徴でした。

海外から見ると、そのあたりの性格は本音と建前、裏表が激しいと映っているようですが、昨今の日本人女性は積極的に海外へも旅行し、国際結婚においても西側諸国、アメリカ人との結婚が増加し、日本人女性に対する見方はだいぶ変わってきているようですね。

つまり、男性を立てつつ自己主張を最低限に抑えるという点は、諸外国の女性には見られない、自立をしていながら男性を立てることを知っている、高い評価に繋がっていると言えます。

日本人全般の恋愛の傾向について

日本人全般にいえそうな結婚の傾向についてですが、以前であれば必ず結婚しないとならない、といった社会的な強迫観念がありましたが、最近では、結婚できない人も増えてきた為か、独身でもいいという人が増えてきているように思います。

しかしながら、結婚してしまうと、男性は亭主関白になるか、妻の尻に敷かれるか、大きく分かれることが多いようですね。

女性は、男性に従う妻になるか、男女平等で共働きで生活していくかのどちらかになることが多いです。

日本では、まだまだ専業主婦を選ぶ女性も多いのですが、専業主婦をしながらも自立した感覚を持つ女性が増えてきたため、ここでも独自の結婚観を持つ国民性が現れているのではないでしょうか。

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